価格を見直しました

2025.09.10

柴犬は個性によって価格相場が変わる!

日本に昔からいる犬種であり、今は世界的な人気を誇る犬種が、柴犬です。かわいらしい見た目から人気を集めている犬種ですが、個体差などの関係から価格差がとても広い品種でもあります。

今回はそんな柴犬の価格相場と、価格が変化する要素について解説します。柴犬のお迎えを検討されている方に役立つ内容となっています。ご覧ください。

柴犬の購入価格相場

柴犬の購入価格は、子犬の場合約22万円が相場価格となります。実際の販売額は幅がとても広く、10万円以下で購入できる子がいる一方、100万円近くになることもあります。

近年はペットブームで柴犬の需要が高まっている一方、ブリーダーは減少している傾向にあり、子犬の供給が追い付いていない状態です。この影響を受けた販売先によっては相場よりも高額で取り扱っている可能性も十分に考えられます。また、これからは価格も高騰していくでしょう。

購入価格が変動する要素

柴犬は販売価格の幅が非常に広い犬種です。これは、先ほど解説した内容に加え、価格が変動する要素が複数あるためです。柴犬の価格に影響を与える要素を解説するので、価格をチェックする際の参考にしてください。

性別

近年、犬も猫と同じように室内飼いされる子が増えています。柴犬も例外ではなく、やんちゃな傾向が強いオスよりも、大人しい子が多いメスの方が人気です。昔は番犬にする関係から、活発なオスの方が価格が高めでしたが、現在は逆転しています。

とはいえ、性格の傾向はすべての柴犬に当てはまるわけではありません。特に柴犬は性格の個体差がある犬種です。値段より買いやすさを優先するなら、飼い主との相性などに注目した方がいいでしょう。

年齢

値段も柴犬の購入価格に大きく影響する要素です。柴犬の年齢における価格ピークは、体が大きくなりはじめる生後半年までだといわれています。この時期を超えた柴犬は徐々に価格が下がっていきます。

成犬に近くなればなるほど価格は控えめになりますが、しつけなどの問題を考えると子犬の方がいい場合もあります。安いからといって安易にお迎えするようなことは避けましょう。

見た目の特徴

犬には複数の顔立ちを持つ品種がいます。柴犬もその一種で、タヌキ顔とキツネ顔の2種類があります。しかしどちらも人気のため、目立って影響を受けるわけではありません。

また、柴犬は成犬になると9〜11㎏になる犬種です。これは小型犬と中型犬にまたがるサイズであり、これによっても価格が変動することがあります。性別ほど大きな影響はありませんが、人気の変動によって影響を受ける可能性があります。

今は特に注目されていない要素でも、世間の動向によっては影響を受ける可能性があることを覚えておきましょう。

被毛の特徴

柴犬の健康バロメーターのひとつに、毛艶のよさや毛並みの生えそろいなどがあります。毛並みがいい個体ほど、高額になりがちです。

柴犬のスタンダードな毛色は茶系のいわゆる赤毛ですが、黒毛や希少な胡麻毛もあります。これらは赤毛よりも流通量が少ない関係から、やや高額です。犬種の標準ではありませんが、白毛の柴犬もいます。評価対象外になるカラーですが、珍しさから高値が付くこともあるようです。

血統や健康面

血統書の有無も柴犬の価格が変化する要素です。血統書にはその犬の血統や健康に関する情報が記載されています。例えば、親がドッグショーや展覧会で高い成績を示した内容が記載されているとその分価格が高騰します。

また、犬の健康状態によって価格が変化することがあります。一般的に、若くて元気な子はそうではない子よりも高額です。近年は健康に心配がある子でもお迎えする方が増えていますが、そういった子の健康を守るには、そのためのノウハウや経験が求められます。

初めて犬を飼う場合は、多少高額でも健康状態のいい子を選んだ方が飼いやすいでしょう。

価格は購入場所の影響も受ける

ペットの価格は個体ごとの状態だけでなく、購入場所の影響を受けることもあります。一般的にペットショップはブリーダーに比べると高額だといわれていますが、必ずしもそうとはいえません。

ペットショップの場合、購入とともにペット保険などの手続きができる場合があります。お店によっては手続きの一部を代行してくれることもあり、結果的にお得に済ませることも可能です。柴犬をお迎えする際は、価格にばかり目を向けず、購入先で得られるメリットにも注目しましょう。

まとめ

柴犬は販売価格の幅が広い犬種です。価格変動する要素が多数あり、相場よりはるかに高額または安い場合は、なぜその価格なのかを確認した方がいいでしょう。

また、柴犬は性格などの個体差が大きい犬種でもあります。優れた個体だからといって、飼いやすいとは限りません。飼いやすさは飼い主との相性で決まります。お迎えする際は、価格や血統ではなく、お互いの相性を見極めたうえで決定しましょう。

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