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ミニチュアシュナウザーってどんな犬?

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ミニチュアシュナウザーは、14世紀のドイツで生まれた犬種です。農場に出るネズミなどの害獣駆除や家畜の誘導を目的として生み出されました。当時はまだ固定化されておらず、現在の小型犬としての姿になったのはアメリカに渡ってからといわれています。

この経緯の通り、名前はドイツ語ですが人気になったのはアメリカからです。日本にやってきたのは戦後ですが、当時はトリミング技術が普及していなかった関係から普及しませんでした。日本で人気になり始めたのは、技術が発達してきた1960年代ごろからです。

ミニチュアシュナウザーの特徴

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特徴としては、口髭のようなマズルの毛とスクエア型の輪郭・クリっとしたかわいらしい瞳があげられます。全身の豊かな毛に対してキリっとしたしっぽも特徴といえるでしょう。小型犬にしてはがっしりした体形をしています。

また、テリア種に分類されることもあるミニチュアシュナウザーですが、純粋なテリア種よりもしつけやすいといわれています。これも特徴のひとつです。

ミニチュアシュナウザーの性格

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ミニチュアシュナウザーの多くは活発で明るい性格です。人や犬とコミュニケーションを求める傾向にあるほか、従順でしつけしやすい分飼いやすい犬種といえます。忍耐強く恐れ知らずな面がある一方、家族に対しては甘えん坊です。

注意点としては、警戒心の強さや周りの環境に反応しやすい繊細な一面が挙げられます。これは作業犬として生み出された背景によるものです。

ミニチュアシュナウザーの毛色

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ミニチュアシュナウザーの毛色は以下の4種が認められています。

・ソルト&ペッパー
・ブラック
・ブラック&シルバー
・ホワイト

このほか、赤褐色を指す「レバー」や濃淡ベージュの「ウィートン」と呼ばれる毛色も存在します。これらにグレーの差し色が入る子など、カラーリングは意外と豊富です。

ミニチュアシュナウザーのトリミング

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ミニチュアシュナウザーはダブルコートの犬種です。2~3か月に1回はトリミングしてあげましょう。また、毎日のブラッシングや月1回のシャンプーも必要です。定期的にトリミングしてあげないと皮膚病にかかるリスクが上がるため、必ずカットしてあげましょう。

また、ミニチュアシュナウザーは耳が垂れている犬種です。このタイプは外耳炎になるリスクがあるため、ブラッシングやシャンプーの際は毛だけでなく耳のお手入れもしてあげましょう。

ミニチュアシュナウザーはさまざまなカットができる犬種でもあります。お気に入りのスタイルを楽しむのも、この犬種ならではの楽しみ方です。

ミニチュアシュナウザーの飼い方・しつけのコツ

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ミニチュアシュナウザーは警戒心が強く、吠え癖が付きやすい犬種です。子犬のころからきちんとしつけしてあげましょう。基本的に家族が好きで賢い子が多いため、きちんと信頼関係を築いたうえでしつけすれば問題ありません。

また、この犬種は小型犬にしては多くの運動量が求められます。散歩は1日2回・それぞれ30分以上は行ってあげてください。たっぷりと運動させてストレスをためさせないことも。しつけのポイントです。

ミニチュアシュナウザーのサイズ

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ミニチュアシュナウザーはオス・メスともに体のサイズに大きな変化はありません。体高と体重の平均は以下の通りになります。

・体重:4.5~8㎏
・体高:30~35cm

次に体重の推移ですが、小型犬の例にもれずかなり早いスピードで成長します。

・生後2か月:2.4㎏前後
・生後4か月:4.2~5.6㎏
・生後6か月:6.9㎏前後
・生後9か月以降:6.5~8㎏

おおむね1歳になるころには体重の増加も落ち着くため、月齢体重にとらわれ過ぎないようにしましょう。気になる場合は獣医などの専門家に相談してください。

ミニチュアシュナウザーの寿命

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ミニチュアシュナウザーの平均寿命はオス・メスともに12〜15歳です。公式記録では18歳まで生きた子もいます。小型犬としては平均的な寿命ですが、大型犬よりは数年長いため、飼育の際は注意しましょう。

また、いつまでも健康に過ごしてもらうためにも、食事と運動の管理を徹底してあげてください。

ミニチュアシュナウザーの病気

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ミニチュアシュナウザーは以下の病気にかかりやすいといわれています。

・泌尿器疾患(尿路結石症・膀胱炎など)
・若年性白内障や網膜委縮
・外耳炎
・糖尿病

泌尿器疾患にかかると排尿時に普段とは異なる様子を見せることがあります。白内障や網膜萎縮などは、物の見え方に影響が出るため、その点にも注意しましょう。外耳炎は普段から定期的に耳のケアをしてあげることで、ある程度予防できます。普段からこまめにお手入れしてあげましょう。

糖尿病を予防するには、毎日の食事と運動が有効です。適切なカロリー・運動を心がけましょう。また、糖尿病はり患しているかどうかの判断が難しい病気でもあります。定期的に動物病院で検査してもらい、異常があっても早期発見できる環境を整えることも大切です。