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2026.9.14更新

チワワのアップルヘッドとは?ディアヘッドとの違い・見分け方を解説

「チワワのアップルヘッドとは、どのような頭の形?」
「ディアヘッドとは何が違うの?」

チワワを調べていると、「アップルヘッド」「ディアヘッド」という呼び方を目にすることがあります。

アップルヘッドは、りんごのように丸みを帯びた頭部を表す言葉で、チワワの犬種標準でも重視されている特徴です。
一方、ディアヘッドは小鹿を思わせるすっきりした顔立ちを表す呼び方ですが、アップルヘッドと並ぶ正式な犬種の種類というわけではありません。

この記事では、チワワのアップルヘッドの特徴やディアヘッドとの違い、見分けるときのポイントを解説します。
頭の形と性格・健康の関係についても、誤解しやすい点を整理していきます。

チワワのアップルヘッドとは?犬種標準で重視される頭の形


アップルヘッドとは、りんごのように丸く盛り上がったチワワの頭部を表す呼び方です。

ジャパンケネルクラブ(JKC)が紹介するチワワの犬種標準でも、スカルがアップル・ヘッドであることは非常に重要な特徴とされています。

国際畜犬連盟(FCI)の犬種標準では、よく丸みを帯びたアップルヘッドに加え、はっきりしたストップや短いマズルなどがチワワの頭部の特徴として示されています。

アップルヘッドの見た目の特徴

アップルヘッドを見分けるときは、頭の丸さだけでなく、額から鼻先までのラインを見ると分かりやすくなります。

主な特徴を整理すると、次のとおりです。

  • ・頭蓋部が丸く、ドーム状に見える
  • ・額とマズルの境目である「ストップ」がはっきりしている
  • ・マズルが短めである
  • ・大きく丸みのある目を持つ
  • ・大きな立ち耳を持つ

特に横から見ると、丸く盛り上がった額と短いマズルの組み合わせによって、アップルヘッドらしい輪郭を確認しやすくなります。

ただし、実際の顔立ちには個体差があります。
一つの特徴だけを見て、厳密に分類する必要はありません。

アップルヘッドはチワワの別の犬種ではない

「アップルヘッドチワワ」という言葉から、チワワの中にアップルヘッドという別の犬種があるように感じるかもしれません。

しかし、アップルヘッドは犬種名ではなく、チワワの頭部の形を表す言葉です。

FCIがチワワのバラエティーとして区分しているのは、被毛による「ロングコート」と「スムースコート」です。

そのため、ロングコートにもスムースコートにもアップルヘッドのチワワがいます。

頭の形と被毛の種類は分けて考えると理解しやすいでしょう。

チワワのアップルヘッドとディアヘッドの違い


チワワのディアヘッドとは、アップルヘッドよりも額の丸みが少なく、マズルが長めで、小鹿のようなすっきりした顔立ちを表す呼び方です。

アップルヘッドとディアヘッドの違いを整理すると、次のようになります。

比較項目 アップルヘッド ディアヘッド
頭部 丸くドーム状に見える 丸みが少なく、すっきりして見える
額とマズルの境目 ストップがはっきりしている 比較的なだらかに見える
マズル 短め 比較的長め
位置付け 現在の犬種標準で求められる頭部の特徴 一般に使われる顔立ちの呼び方であり、正式なバラエティーではない

現在のFCI犬種標準では、アップルヘッドがチワワの特徴とされている一方、「ディアタイプ」はスタンダード上の失格項目に含まれています。

ここで注意したいのは、「ディアヘッド」という言葉を、ロングコートやスムースコートのような正式な種類と同じように扱わないことです。

頭の形について調べる際は、「正式な犬種分類」と「見た目を表す一般的な呼び方」を分けて考える必要があります。

見分けるときは横顔の「額・ストップ・マズル」を見る

アップルヘッドとディアヘッドを見比べるなら、正面だけではなく横顔も確認してみてください。

アップルヘッドでは、丸く盛り上がった額から短いマズルへと切り替わる部分が比較的はっきりしています。

ディアヘッドと呼ばれる顔立ちは、額から鼻先までのラインがよりなだらかで、マズルも長く見える傾向があります。

ただし、実際のチワワが必ずどちらか一方へ明確に分かれるとは限りません。
「アップルヘッド寄り」「ディアヘッド寄り」と感じられる中間的な顔立ちもあるため、呼び名だけにこだわりすぎないことも必要です。

アップルヘッドとディアヘッドで性格は違う?


アップルヘッドとディアヘッドという頭の形だけを理由に、チワワの性格を判断することは避けたほうがよいでしょう。

チワワの犬種標準では、機敏で注意深く、活発で勇敢といった犬種全体の気質が示されていますが、アップルヘッドとディアヘッドで性格を分ける基準は設けられていません。

そのため、「アップルヘッドは甘えん坊」「ディアヘッドは活発」といった説明を、そのまま個々のチワワへ当てはめることはできません。

実際に迎える子を選ぶ場合は、頭の形よりも、その子自身の普段の様子を確認するほうが生活をイメージしやすくなります。

人への反応や活動量、落ち着き方などを見ながら、自分の生活環境との相性を考えてみてください。

アップルヘッドなら健康?ディアヘッドなら丈夫?頭の形だけで判断しない


アップルヘッドかディアヘッドかという呼び名だけで、チワワの健康状態を判断することはできません。

一方で、頭やマズルの形状が健康とまったく無関係というわけでもありません。

チワワを対象とした研究では、より短く幅広く、丸く盛り上がった頭蓋の形態と、成犬まで残る泉門との関連が報告されています。
また、チワワでは相対的にマズルが短い個体ほど、短頭種気道症候群(BOAS)との関連がみられた研究もあります。

ただし、こうした研究結果から「アップルヘッドだから病気になる」「ディアヘッドなら健康」と単純に結論付けることはできません。

実際の健康状態は一頭ずつ異なります。
チワワを迎えるときは、頭の形だけではなく、その子自身の健康状態を確認することが重要です。

アップルヘッドと泉門(ペコ)は同じ意味ではない

アップルヘッドについて調べていると、「泉門」や「ペコ」という言葉を目にすることがあります。

泉門とは頭蓋骨の骨同士が完全に閉じていない部分を指すもので、頭全体が丸く見える「アップルヘッド」とは別の話です。

つまり、アップルヘッドという見た目だけから、泉門が開いているかどうかを判断することはできません。

現在のFCI犬種標準でも、アップルヘッドはチワワの特徴として示される一方、開いた泉門は失格項目として別に扱われています。

気になる子犬を迎える場合は、見た目だけで自己判断せず、泉門の状態について確認したい旨を迎え先へ伝えるとよいでしょう。

チワワを迎えるときは「頭の形」以外も確認しよう


アップルヘッドらしい丸い顔立ちに魅力を感じる方もいれば、ディアヘッドと呼ばれるすっきりした顔立ちを好む方もいます。

見た目の好みは、チワワを選ぶときの一つの判断材料です。

ただし、これから長く一緒に暮らすことを考えるなら、頭の形だけで決めるのではなく、その子自身についても確認しておきたいところです。

例えば、次のような点を確認してみてください。

  • ・現在の顔つきや体格が分かる写真・動画を確認できるか
  • ・実際に会って普段の様子や人への反応を確認できるか
  • ・直近の健康状態や健康診断について確認できるか
  • ・泉門や噛み合わせなど、気になる点について説明を受けられるか

写真だけでは分からないこともあるため、気になる点があれば事前に確認し、可能であれば実際の様子を見ながら検討するとよいでしょう。

チワワのアップルヘッドは、単なる愛称ではなく、現在の犬種標準にも記載されている特徴です。
一方、ディアヘッドは正式なバラエティーではなく、主に頭や顔つきの違いを表すために使われています。

どちらの言葉について調べる場合も、見た目だけから性格や健康状態まで決めつけないことが重要です。
実際に迎える子を選ぶときは、顔立ちの好みとあわせて、一頭ごとの性格や健康状態、生活との相性まで確認してみてください。

気になるチワワを探す際は、掲載されている子犬の情報も比較しながら検討できます。

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プチマリア チーフ岩井

監修者

プチマリア チーフ岩井

「家族の出会い」をプロデュースして20年。毎週、全国各地へ自慢のフットワークで、可愛い子犬・子猫たちに会いに行っています。
お迎えする子を選ぶ基準はシンプルにひとつ。「自分の家族として一生愛せるか」。
20年の経験で培った健康チェックはプロとしてガチガチにやりますが、最後はやっぱり「愛」です(笑)。皆さんの毎日がもっと笑顔になるような、運命の出会いをお手伝いします。気軽に話しかけてください!