2026.11.2更新
トイプードルの珍しい色は?レアカラーの種類や特徴・お迎え前の注意点を解説
「トイプードルには、どんな珍しい色があるの?」
「レアカラーのトイプードルを迎えたいけれど、普通の毛色と何が違うのか気になる」
トイプードルといえば、レッドやアプリコットなどの毛色を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
しかし、トイプードルにはブルーやシルバーベージュ、カフェオレなど、少し珍しい名前の毛色もあります。
また、ブラック&ホワイトなど、2色以上の被毛を持つトイプードルもいます。
結論からいうと、トイプードルの珍しい色にはいくつかの種類がありますが、どの色が最も珍しいかを一律に決めることはできません。
さらに、珍しい色だからといって、必ずしも性格や健康状態に違いがあるわけではありません。
この記事では、トイプードルの珍しい毛色やレアカラーの特徴、一般的な毛色との違いを紹介します。
毛色に関する新しい犬種標準や、お迎え前に確認しておきたいポイントも解説するので、気になる子を探す際の参考にしてください。
もくじ
Toggleトイプードルの珍しい色・レアカラーにはどんな種類がある?

トイプードルの珍しい色として名前が挙がるのは、ブルー、シルバーベージュ、カフェオレ、パーティーカラーなどです。
ただし、「レアカラー」は珍しい毛色を指す一般的な呼び方であり、正式な犬種標準で定められた分類名ではありません。
また、珍しいとされる毛色のなかには、犬種標準で認められているものと、標準外として扱われるものがあります。
代表的な毛色を整理すると、次のようになります。
| 毛色 | 見た目の特徴 | JKCの犬種標準での扱い |
|---|---|---|
| ブルー | 青みを帯びたように見える暗いグレー系 | 単色のブルーは標準外 |
| シルバーベージュ | グレーとベージュが混ざったような淡い色合い | 標準外 |
| カフェオレ | ミルクを加えたコーヒーのような薄い茶色 | 標準外 |
| シャンパン | 淡く柔らかなベージュ系の色合い | 標準外 |
| パーティーカラー | 白を基調に別の色が入るなど、複数色の組み合わせ | 規定された組み合わせは標準内 |
| ブラック&タン | 黒を基調に眉や頬、脚などに淡い茶系の模様が入る | 規定された模様は標準内 |
| ブリンドル | 縞模様のような色の入り方 | 標準内 |
ここで注意したいのは、珍しい毛色と犬種標準外の毛色は、同じ意味ではないということです。
例えば、パーティーカラーなどの複数色は、2024年の犬種標準改正によって認められるようになりました。
一方、ブルーやカフェオレなどは、2026年1月1日以降の犬籍登録で標準外として扱われています。
毛色の名前だけで判断せず、それぞれの特徴や正式な扱いを知っておくと、トイプードルを探す際に比較しやすくなります。
トイプードルの代表的な珍しい毛色と特徴

珍しい色のトイプードルは、毛色によって見た目の印象が大きく異なります。
ここでは、レアカラーとして紹介されることがある毛色について、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ブルー|青みを感じる落ち着いたグレー系の毛色
ブルーは、黒に近い暗い色合いのなかに、青みがかったグレーのような印象が見られる毛色です。
名前に「ブルー」とありますが、鮮やかな青色の被毛をしているわけではありません。
光の当たり方によって、黒っぽく見えたり、グレーがかった色に見えたりすることがあります。
ブルーのトイプードルは、子犬の頃には黒っぽい被毛をしていて、成長とともに色合いが変化する場合があります。
ただし、ブラックやグレーとの区別は見た目だけでは難しいこともあります。
JKCでは2026年1月1日以降、単色のブルーを犬種標準外の毛色として扱っています。
ブルーという名称で紹介されている子が気になる場合は、毛色の登録内容も確認しておくとよいでしょう。
シルバーベージュ|グレーとベージュが混ざったような毛色
シルバーベージュは、グレーにベージュが加わったような、柔らかい色合いが特徴です。
シルバーよりも温かみのある印象を受けることがあり、一般的なブラウンやアプリコットとは異なる雰囲気を楽しめます。
成長に伴って被毛の色が変わる場合もあるため、子犬の頃の写真だけで成犬時の色合いを判断するのは難しいことがあります。
また、シルバーベージュは、JKCの犬種標準では標準外の毛色です。
正式に認められているグレーやペール・フォーンとの区別が必要とされています。
カフェオレ|ミルクコーヒーのような淡いブラウン
カフェオレは、その名前のとおり、ミルクを加えたコーヒーを思わせる茶系の毛色です。
濃いブラウンよりも明るく、ベージュに近い印象を受けることがあります。
ブラウン系のトイプードルでは、成長によって被毛の色が薄くなる場合があります。
そのため、子犬の頃は濃い茶色だった子が、成犬になるにつれて柔らかな色合いに変化することもあります。
ただし、すべてのブラウンのトイプードルがカフェオレになるわけではありません。
JKCではカフェオレを標準外の毛色として扱い、ブラウンやペール・フォーンとの区別を求めています。
シャンパン|淡く上品なベージュ系の毛色
シャンパンは、淡いベージュ系の色合いを指す毛色名です。
クリームに近い印象を受けることもありますが、毛色の呼び方だけでは実際の色合いを正確に判断できない場合があります。
JKCでは、シャンパンを犬種標準外の毛色として扱っています。
一方、淡いフォーン系の毛色であるペール・フォーンは、犬種標準で認められています。
そのため、シャンパンと紹介されている子を検討する際は、正式な登録毛色を確認することが大切です。
パーティーカラー|2色以上の組み合わせが特徴
パーティーカラーは、白を基調に黒や茶色などの別の色が入る、複数色の毛色です。
例えば、次のような組み合わせがあります。
- ブラック&ホワイト
- ブラウン&ホワイト
- レッド&ホワイト
- ホワイト&シルバー
色の組み合わせだけでなく、模様が入る位置や範囲によっても見た目が異なります。
以前は、こうした複数色のトイプードルが犬種標準外として扱われていた時期もありました。
しかし、2024年8月1日から、規定されたパーティーカラーや複数色の毛色が標準内として扱われるようになっています。
そのため、パーティーカラーだからといって、現在もすべてがミスカラーというわけではありません。
ブラック&タン|黒い被毛に茶系の模様が入る毛色
ブラック&タンは、黒い被毛を基調に、目の上や頬、脚などへ淡い茶系の模様が入る毛色です。
目の上に眉のような模様が見られることもあり、単色のブラックとは異なる印象を与えます。
JKCの犬種標準では、ブラックにフォーンのマーキングが入る毛色が認められています。
ただし、模様の入り方には規定があるため、黒と茶色が混ざっていれば、どのような模様でも標準内になるわけではありません。
ブリンドル|縞模様のような色の入り方が特徴
ブリンドルは、被毛に縞模様のような色の入り方が見られる毛色です。
単色のトイプードルとは違った見た目が特徴で、模様の出方によって印象も変わります。
JKCでは、2024年の改正によってブリンドルやブリンドル&ホワイトが犬種標準内の毛色として扱われるようになりました。
珍しい模様だからといって、犬種標準外とは限らないことが分かる例です。
シルバーやブラウンも珍しい色なの?

トイプードルの珍しい色を調べていると、シルバーやブラウンをレアカラーとして紹介している情報を見かけることがあります。
どちらもJKCの犬種標準で認められている毛色ですが、レッドやアプリコットとは違った見た目が魅力です。
シルバーは成長とともに色合いが変わることがある
シルバーは、現在のJKCの犬種標準では「グレー」に該当する毛色です。
シルバーという従来の名称でも犬籍登録は可能ですが、ドッグショーへ出陳する犬については、グレーという名称での登録が推奨されています。
シルバーのトイプードルは、子犬の頃には黒っぽい被毛をしていて、成長とともに明るいグレー系へ変化する場合があります。
そのため、子犬の写真だけでは成犬時の姿を想像しにくいこともあります。
なお、シルバーがすべてのトイプードルのなかでどの程度珍しいかは、比較する時期や集団によって異なります。
毛色の印象だけで希少性を判断しないようにしましょう。
ブラウンは深みのある茶色が特徴
ブラウンは、チョコレートを思わせる濃い茶色の毛色です。
レッドやアプリコットとは異なり、深みのある茶色が特徴で、鼻の色もブラウンになるとされています。
成長とともに被毛が薄くなる場合もありますが、色の変化には個体差があります。
また、ブラウンはJKCの犬種標準で認められている毛色です。
カフェオレなどの標準外の毛色とは、正式な分類が異なります。
珍しい毛色と一般的な毛色は何が違う?

トイプードルのレアカラーと一般的な毛色の違いは、主に被毛の色や模様、犬種標準での取り扱いにあります。
毛色が珍しいという理由だけで、性格や飼いやすさまで異なると判断することはできません。
比較する際は、次の点を区別して考えると分かりやすくなります。
| 比較項目 | 考え方 |
|---|---|
| 見た目 | 毛色や模様によって印象が異なる |
| 希少性 | 毛色ごとの出生数や流通状況などを確認しないと判断できない |
| 性格 | 毛色だけで決まるものではなく、個体差がある |
| 健康状態 | 珍しい毛色というだけでは判断できず、個別の確認が必要 |
| 犬種標準 | 認められている毛色と標準外の毛色がある |
| お手入れ | 毛色の珍しさよりも、被毛の状態や生活環境に応じたケアが重要 |
例えば、ブルーのトイプードルとレッドのトイプードルを比較しても、毛色だけを根拠に「ブルーの方がおとなしい」と判断することはできません。
また、珍しい色だから健康に問題がある、反対に一般的な毛色だから健康である、という判断も適切ではありません。
お迎えを検討する際は、毛色の違いと、実際の性格や健康状態を分けて確認する必要があります。
珍しい色のトイプードルを迎える前に知っておきたい注意点

珍しい毛色に魅力を感じている場合も、見た目だけでお迎えを決めるのは避けたいところです。
特にレアカラーのトイプードルでは、毛色の変化や正式な登録名など、事前に確認しておきたいことがあります。
子犬の頃と成犬時では毛色が変わる場合がある
トイプードルは、成長とともに被毛の色合いが変わることがあります。
例えば、シルバー系では、子犬の頃の黒っぽい被毛が成長とともに明るくなる場合があります。
ブラウン系でも、年齢とともに色が薄くなることがあります。
ただし、色が変化する時期や程度には個体差があり、将来の毛色を正確に予測できるわけではありません。
気になる子がいる場合は、現在の写真だけでなく、次のような情報も確認しておくと参考になります。
- 現在の被毛の色合いが分かる写真や動画
- 父犬と母犬の毛色
- 成長に伴う毛色の変化についての説明
- 血統証明書に記載される毛色の名称
特に、将来の毛色を重視している方は、「必ずこの色になる」と考えず、変化する可能性も含めて検討するとよいでしょう。
レアカラーという名称だけで希少性を判断しない
「レアカラー」「希少カラー」と紹介されていても、その言葉だけで実際の珍しさが分かるわけではありません。
毛色によっては、名称の使い方が異なっていたり、正式な犬種標準では別の分類になっていたりすることがあります。
また、珍しい色だからといって、必ずしも価格が高くなるとは限りません。
価格には毛色以外の条件も関係するため、希少性だけを理由に判断しないことが大切です。
気になる毛色がある場合は、正式な毛色名とその特徴を確認し、納得したうえで比較しましょう。
毛色よりも健康状態や性格を確認する
珍しい毛色のトイプードルを迎える際も、健康状態や性格の確認は欠かせません。
例えば、次のような項目を確認すると、お迎え後の生活を具体的に考えやすくなります。
- 食欲や普段の元気の様子
- 目、耳、皮膚、被毛などの状態
- これまでの健康診断の結果
- 親犬の健康状態や遺伝性疾患に関する情報
- 人との触れ合いや遊び方など、普段の性格
- 自宅での生活環境との相性
写真では分からない部分もあるため、可能であれば実際に会って様子を確認することをおすすめします。
また、健康面で気になる説明がある場合は、内容を確認し、必要に応じて獣医師へ相談してください。
トイプードルの珍しい色に関するよくある疑問

ここでは、レアカラーのトイプードルを探している方が気になりやすい疑問を整理します。
トイプードルで一番珍しい色は何ですか?
トイプードルで一番珍しい色を、客観的に一つだけ決めることは難しいです。
ブルーやシルバーベージュ、カフェオレなどが珍しい毛色として紹介されることはありますが、それぞれの出生数や流通割合を比較できる十分なデータがなければ、正確な順位は付けられません。
そのため、「ブルーが最も珍しい」などの説明を見かけても、必ずしも確定した順位とは限りません。
珍しい色のトイプードルは値段が高いですか?
珍しい毛色として紹介されるトイプードルでも、必ず価格が高いとは限りません。
価格は毛色だけでなく、月齢や個体ごとの条件などによっても異なります。
レアカラーという言葉だけで価格が妥当か判断するのではなく、健康状態やお迎えに必要な費用の総額も確認して比較しましょう。
レアカラーのトイプードルは病気になりやすいですか?
珍しい毛色という理由だけで、病気になりやすいと一律に判断することはできません。
ただし、毛色に関係する遺伝的な特徴と、特定の健康上の問題が関連する場合もあるため、すべての毛色で健康リスクが同じだと断定することも適切ではありません。
気になる子については、毛色の名前だけで判断せず、健康診断の結果や親犬の健康情報などを確認してください。
珍しい色でも血統書は発行されますか?
犬種標準外の毛色だからといって、それだけを理由に血統証明書が発行されないわけではありません。
JKCでは、犬種標準外の毛色について、血統証明書に「×」印を付けて記載する取り扱いがあります。
ただし、血統証明書の発行には血統登録などの条件があるため、すべての子に必ず発行されるとは限りません。
お迎え前に、血統証明書の有無や毛色の登録内容を確認しておくとよいでしょう。
まとめ:トイプードルの珍しい色は特徴と健康状態を確認して選ぼう

トイプードルの珍しい色には、ブルー、シルバーベージュ、カフェオレ、パーティーカラーなどがあります。
それぞれに異なる色合いや模様の魅力がありますが、どの毛色が最も珍しいかを一律に決めることはできません。
また、JKCでは毛色の取り扱いが改正されており、複数色の一部は犬種標準内として認められる一方、ブルーやカフェオレなどは標準外として扱われています。
珍しい毛色のトイプードルを迎えたい場合は、毛色の名前や見た目だけでなく、成長による色の変化、健康状態、性格なども確認しましょう。
実際にどのような子がいるのか気になる方は、子犬の一覧を見ながら、毛色や普段の様子を比較してみてください。
監修者
チーフ岩井
「家族の出会い」をプロデュースして20年。毎週、全国各地へ自慢のフットワークで、可愛い子犬・子猫たちに会いに行っています。
お迎えする子を選ぶ基準はシンプルにひとつ。「自分の家族として一生愛せるか」。
20年の経験で培った健康チェックはプロとしてガチガチにやりますが、最後はやっぱり「愛」です(笑)。皆さんの毎日がもっと笑顔になるような、運命の出会いをお手伝いします。気軽に話しかけてください!
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