2026.9.4更新
チワワは抜け毛が多い?ひどいと感じる原因とロングコート・スムースコートの違いを解説
「チワワは体が小さいから、抜け毛も少ない?」
「ロングコートとスムースコートでは、どちらのほうが毛が抜けるの?」
チワワを迎えようと考えている方や、実際に暮らし始めた方の中には、思っていた以上の抜け毛に驚く方もいるのではないでしょうか。
チワワにはロングコートとスムースコートの2タイプがあり、どちらも毛は抜けます。
ただし、毛の長さだけを見て「ロングコートのほうが抜け毛が多い」「スムースコートなら抜け毛が少ない」と判断することはできません。
アンダーコートの付き方や毛量には個体差があり、季節や健康状態などによっても抜け方は変わります。
この記事では、チワワの抜け毛の特徴や、ロングコートとスムースコートの違い、抜け毛がひどいと感じたときの確認ポイント、自宅でできる対策を解説します。
もくじ
Toggleチワワには抜け毛がある|量には個体差がある

チワワは、抜け毛がまったくない犬種ではありません。
古い毛が抜けて新しい毛へ生え替わることは犬に見られる自然な現象であり、チワワでも日常的に抜け毛が見られます。
一方で、「チワワなら必ず大量に抜ける」とも言い切れません。
チワワの公式な犬種標準では、被毛はロングコートとスムースコートの2タイプに分けられていますが、アンダーコートの付き方には幅があります。
そのため、同じチワワでも毛量や抜け毛の程度は一頭ずつ異なります。
今からチワワを迎える場合は、体の小ささや毛の短さだけを理由に「抜け毛のお手入れはほとんど必要ない」と考えないほうがよいでしょう。
チワワの抜け毛がひどいと感じるのはなぜ?

チワワの抜け毛が急に増えると心配になりますが、毛の生え替わりによって一時的に抜ける量が増えている場合があります。
犬の毛には成長と生え替わりのサイクルがあり、古い毛が抜けること自体は異常ではありません。
また、アンダーコートがある犬では、季節の変化に伴って抜け毛が増えることがあります。
そのため、ブラッシングをしたときに以前よりたくさん毛が取れたり、床や洋服に付く毛が増えたりしただけで、すぐに異常と判断する必要はありません。
大切なのは、抜け毛の量だけではなく、普段と比べてどのように変化したかを見ることです。
一部だけ毛がなくなる、皮膚が見えるほど薄くなる、かゆがっているといった変化がある場合は、自然な生え替わりとは分けて考える必要があります。
ロングコートとスムースコートでは抜け毛に違いがある?

チワワには、長い被毛を持つロングコートと、短い被毛を持つスムースコートがあります。
どちらにも抜け毛はあるため、被毛タイプだけで「こちらなら抜け毛が少ない」と決めることはできません。
違いを整理すると、次のようになります。
| 被毛タイプ | 被毛の特徴 | 抜け毛・お手入れの考え方 |
|---|---|---|
| ロングコート | 細く長い毛で、耳や首、脚、しっぽなどに飾り毛がある | 抜けた毛が目につきやすく、もつれや毛玉を防ぐためのブラッシングも必要 |
| スムースコート | 短く、体に沿うような被毛を持つ | 短毛でも毛は抜けるため、抜けた毛を取り除くためのお手入れが必要 |
ロングコートチワワも抜け毛はある
ロングコートチワワは、長く柔らかな被毛が特徴です。
抜けた毛自体が長いため、床やブラシに付いたときに量が多く見えることがあります。
また、抜け毛への対策だけでなく、毛のもつれや毛玉を防ぐためのお手入れも必要です。
耳の周辺や首元、脚、しっぽなどの長い毛も確認しながら、定期的にブラッシングします。
「ロングコートだから特別に抜け毛が多い」とは一概にいえないため、実際の毛量やアンダーコートの状態を見ながらお手入れの頻度を調整しましょう。
スムースコートチワワも短毛だから抜け毛が少ないとは限らない
スムースコートチワワは毛が短いため、一見すると抜け毛が少なそうに見えます。
しかし、短毛であることと、毛が抜けないことは別です。
スムースコートでも古い毛は生え替わるため、床や洋服、ソファなどに短い毛が付くことがあります。
短い毛が布製品の繊維に入り込み、掃除がしにくいと感じる場合もあります。
そのため、「抜け毛をできるだけ避けたいからスムースコートを選ぶ」という決め方ではなく、どちらのタイプでも抜け毛のお手入れが必要になると考えておくとよいでしょう。
チワワの抜け毛対策はブラッシングが基本

チワワの抜け毛を完全になくすことはできませんが、定期的にブラッシングを行うことで、抜けかけている毛をあらかじめ取り除けます。
床や家具へ落ちる前に毛を回収できるため、室内の抜け毛対策としても役立ちます。
ただし、ロングコートとスムースコートでは毛の長さや質が異なるため、それぞれに合わせた方法でお手入れすることがポイントです。
ロングコートはもつれも確認しながらブラッシングする
ロングコートでは、抜け毛を取り除くだけでなく、長い毛が絡んでいないかも確認します。
一度に強く引っ張るのではなく、毛の状態を確認しながら少しずつとかします。
特に飾り毛がある部分は毛が絡んでいないか確認しておくと、お手入れをしやすくなります。
普段から定期的に行い、抜け毛が増えている時期は愛犬の皮膚や被毛の様子を見ながら頻度を調整してください。
スムースコートも定期的に抜けた毛を取り除く
スムースコートはロングコートほど毛が絡みやすくありませんが、ブラッシングが不要というわけではありません。
短い被毛に合ったブラシなどを使い、抜けかけた毛をやさしく取り除きます。
毛が短いからといって、皮膚を強くこする必要はありません。
ブラッシングの際には、抜け毛だけを見るのではなく、皮膚に赤みや気になる変化がないか確認する機会にもできます。
室内は毛がたまりやすい場所を中心に掃除する
チワワの抜け毛は、床だけでなく、ソファやカーペット、ベッドなどにも付着します。
毎回部屋全体を念入りに掃除しようとすると負担が大きくなるため、愛犬がよく過ごす場所を中心に手入れすると続けやすくなります。
例えば、次のような方法があります。
- 愛犬がよく過ごす床やケージ周辺をこまめに掃除する
- ソファや布製品に付いた毛は粘着クリーナーなどで取り除く
- ベッドやブランケットなど、洗える物は定期的に洗濯する
- ブラッシングで室内へ落ちる前の毛を取り除く
抜け毛を完全になくすことを目指すより、日常のお手入れと掃除を無理なく続けられる環境をつくるほうが現実的です。
抜け毛だけでなく脱毛や皮膚の変化がある場合は動物病院へ

チワワの毛がたくさん抜けていても、それだけで病気かどうかを判断することはできません。
一方で、通常の毛の生え替わりとは異なる脱毛には、皮膚疾患や感染症、寄生虫、アレルギー、ホルモンに関係する病気など、さまざまな原因があります。
特に、次のような変化が見られる場合は、抜け毛の多さだけで判断せず、動物病院へ相談してください。
- 皮膚が見えるほど毛が薄くなっている
- 一部分だけ毛が抜けている、または左右対称に脱毛している
- 頻繁にかいたり、なめたりしている
- 皮膚に赤み、フケ、かさぶたなどの変化がある
- これまでと比べて急に抜け毛が増え、その状態が続いている
自然な抜け毛では、古い毛が抜けても新しい毛が生え、被毛全体が明らかに失われるとは限りません。
抜け毛とともに皮膚が見えるようになった場合や、かゆみなど別の症状がある場合は、「換毛期だから」と決めつけないことが重要です。
まとめ:チワワの抜け毛は被毛タイプだけでなく個体差も確認しよう
チワワにはロングコートとスムースコートがありますが、どちらのタイプでも抜け毛はあります。
毛の長さだけを理由に、ロングコートとスムースコートのどちらが必ず多く抜けると判断することはできません。
アンダーコートの付き方や毛量にも個体差があるため、普段の抜け方を知ったうえで、その子に合わせてブラッシングや掃除を続けることがポイントです。
また、「チワワの抜け毛がひどい」と感じたときは、量だけではなく、毛が薄くなっていないか、皮膚の赤みやかゆみなどがないかも確認してください。
いつもの抜け毛とは明らかに様子が異なる場合は、動物病院へ相談しましょう。
監修者
プチマリア チーフ岩井
「家族の出会い」をプロデュースして20年。毎週、全国各地へ自慢のフットワークで、可愛い子犬・子猫たちに会いに行っています。
お迎えする子を選ぶ基準はシンプルにひとつ。「自分の家族として一生愛せるか」。
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