2026.10.28更新
トイプードルとマルチーズのミックス「マルプー」とは?性格・大きさ・毛質や飼いやすさを解説
「トイプードルとマルチーズのミックス犬は、どんな性格をしているの?」
「マルプーを迎えたいけれど、大人になったときの大きさやお手入れが気になる」
トイプードルとマルチーズを親に持つミックス犬は、「マルプー」と呼ばれています。
ふんわりとした被毛や愛らしい表情に惹かれ、お迎えを検討している方もいるのではないでしょうか。
マルプーは、トイプードルとマルチーズの特徴を受け継ぐ小型のミックス犬です。
ただし、両親の特徴が必ず半分ずつ現れるわけではありません。
毛質や毛色、体格、性格には個体差があり、成長によって見た目が変化することもあります。
また、両親ともに抜け毛が比較的少ない犬種ですが、マルプーもお手入れが簡単とは限りません。
被毛が伸びやすく、定期的なブラッシングやトリミングが必要です。
この記事では、マルプーの性格や大きさ、毛質などの特徴を紹介するとともに、飼いやすさやお迎え前に確認しておきたいポイントを解説します。
もくじ
Toggleトイプードルとマルチーズのミックス犬「マルプー」とは?

マルプーは、トイプードルとマルチーズを親犬に持つミックス犬です。
「マルチプー」と呼ばれることもあり、英語では「Maltipoo」と表記されます。
トイプードルは、巻き毛と活発で人懐っこい性格が特徴の犬種です。
一方、マルチーズは、白く柔らかな長い被毛を持ち、人との触れ合いを好む傾向があります。
マルプーには、こうした両親の特徴がさまざまな形で現れます。
例えば、トイプードルのような巻き毛になる子もいれば、マルチーズに近い柔らかな直毛になる子もいます。
顔立ちや足の長さ、体つきにも違いがあり、同じマルプーでも見た目の印象はさまざまです。
まずは、両親の犬種とマルプーの特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | トイプードル | マルチーズ | マルプー |
|---|---|---|---|
| 被毛 | カールした巻き毛 | 長く柔らかな直毛 | 直毛・ウェーブ・巻き毛など個体差がある |
| 毛色 | レッド系・ブラウン・ブラック・ホワイトなど | ホワイトが基本 | ホワイト・クリーム・アプリコットなど多様 |
| 性格の傾向 | 活発で人との交流を好む | 愛情深く人との触れ合いを好む | 両親の特徴を受け継ぐが個体差がある |
| お手入れ | 定期的なブラッシングとトリミングが必要 | こまめなブラッシングと被毛の管理が必要 | 毛質に合わせたブラッシングとトリミングが必要 |
マルプーは独立した純血種として統一された犬種標準があるわけではないため、成犬時の体格や外見を一律に決めることはできません。
そのため、お迎えを検討するときは、マルプー全体の特徴だけでなく、気になる子自身の様子や両親の情報も確認することが大切です。
マルプーの大きさ・見た目・毛質の特徴

マルプーは小型犬に分類されることが多いものの、成長後の大きさや被毛には幅があります。
特に、子犬の頃と成犬になってからでは、顔立ちや毛の印象が変わることもあります。
ここでは、お迎え前に知っておきたい外見の特徴を紹介します。
成犬時の大きさは体重2〜5kg前後が目安
マルプーの成犬時の体重は、2〜5kg前後がひとつの目安とされています。
体高についても20〜30cm前後と紹介されることがありますが、すべてのマルプーがこの範囲に収まるわけではありません。
両親の体格や骨格、成長の仕方によって、予想より小柄になる子もいれば、大きく育つ子もいます。
特に、子犬の時点で将来の体重を正確に予測することは難しいため、「必ず3kg以内になる」といった考え方は避けたいところです。
お迎えを検討する際は、次のような情報を確認すると参考になります。
- ・父犬と母犬の体重や体格
- ・子犬の現在の月齢と体重
- ・これまでの体重の増え方
- ・足の長さや骨格など、現在の体つき
両親の体重が分かれば、成長後の大きさを考える材料になります。
ただし、親犬と同じ体格になるとは限らないため、将来の体格にはある程度の幅を持って考えておきましょう。
毛質は直毛・ウェーブ・巻き毛などさまざま
マルプーの被毛は、トイプードルとマルチーズのどちらの特徴が現れるかによって異なります。
主に、次のような毛質が見られます。
- 直毛に近いタイプ:マルチーズのような柔らかく比較的まっすぐな被毛
- ウェーブタイプ:緩やかな波状のカールがある被毛
- 巻き毛タイプ:トイプードルのようにカールが強い被毛
同じマルプーでも、毛の柔らかさやカールの強さ、毛量には違いがあります。
また、子犬の頃は緩やかなウェーブだった毛が、成長するにつれてカールの目立つ毛質になるなど、印象が変わることもあります。
毛質は見た目だけでなく、お手入れの方法にも関係します。
特にカールが強い被毛は毛が絡まりやすいため、日頃のブラッシングで毛玉を防ぐ必要があります。
毛色はホワイト・クリーム・アプリコットなどがある
マルプーには、マルチーズのようなホワイトだけでなく、トイプードルの毛色を受け継いださまざまなカラーが見られます。
代表的な毛色には、次のようなものがあります。
- ホワイト:白を基調とした毛色
- クリーム:白に近い淡い黄色系の毛色
- アプリコット:柔らかなオレンジ系の毛色
- レッド:赤みのある茶色系の毛色
- ブラウン:落ち着いた茶色系の毛色
- ブラック:黒を基調とした毛色
毛色によって見た目の雰囲気は変わりますが、性格が決まるわけではありません。
また、トイプードルの毛色には成長とともに色合いが変化するものがあり、マルプーでも子犬の頃と成犬時で毛色の印象が変わる場合があります。
現在の写真だけで将来の毛色を判断するのではなく、変化する可能性も含めて考えておくとよいでしょう。
マルプーはどんな性格?両親から受け継ぐ特徴

マルプーは、人懐っこく、明るく活発な性格として紹介されることがあります。
ただし、すべての子が同じ性格になるわけではありません。
トイプードルとマルチーズの両方に人との関わりを好む傾向が見られますが、実際の性格は個体差や育った環境によっても変わります。
人との触れ合いを好む子がいる
トイプードルとマルチーズは、どちらも飼い主とのコミュニケーションを楽しむ傾向がある犬種です。
そのため、マルプーにも人のそばにいることを好んだり、抱っこや遊びを求めたりする子がいます。
一方で、初対面の人には慎重な子や、ひとりで落ち着いて過ごすことを好む子もいます。
「マルプーだから誰にでも人懐っこい」と考えるのではなく、実際に人と接しているときの反応を確認すると、その子の個性を理解しやすくなります。
活発で遊び好きな一面もある
トイプードルは活発で、遊びや人とのやり取りを楽しむ傾向があります。
マルチーズも小柄ながら元気に動き回る一面を持っています。
こうした特徴を受け継ぎ、マルプーにもおもちゃ遊びや飼い主との遊びを楽しむ子がいます。
ただし、活発さには個体差があります。
よく動き回る子もいれば、比較的落ち着いて過ごす子もいるため、犬種の組み合わせだけで運動量や性格を決めつけることはできません。
お迎えを検討する際は、普段どのような遊びを好むのか、遊んだ後に落ち着いて休めるかなどを確認するとよいでしょう。
甘えん坊でも留守番が得意とは限らない
人との触れ合いを好むマルプーの場合、飼い主と離れることに不安を感じることがあります。
ただし、甘えん坊な性格だから必ず分離不安になるわけではありません。
留守番への慣れや過ごし方には、個体差や生活環境も関係します。
留守番が必要な家庭では、最初から長時間ひとりにするのではなく、短い時間から少しずつ慣らしていくことが大切です。
また、留守番中に落ち着いて休める場所を用意し、日常生活の中でひとりで過ごす時間にも慣れられるようにします。
マルプーは飼いやすい?お迎え前に知っておきたいこと

マルプーは小柄で室内でも暮らしやすい犬ですが、体が小さいからといってお世話が少なくて済むわけではありません。
特に、被毛のお手入れや日々の運動、しつけに時間をかけられるかが、飼いやすさを判断するポイントになります。
抜け毛は比較的少ないがブラッシングは必要
トイプードルとマルチーズは、どちらも抜け毛が比較的少ない犬種として知られています。
マルプーも抜け毛が少ない傾向がありますが、毛がまったく抜けないわけではありません。
また、抜け毛が少ないことと、お手入れが簡単なことは別です。
マルプーの被毛は伸びやすく、毛が絡まると毛玉になることがあります。
特に耳の後ろや脇の下、足の付け根などは、毛がもつれていないか確認したい部分です。
日頃からブラッシングを行い、毛質や毛の長さに合わせてケアする必要があります。
なお、抜け毛が少ない犬でも、犬アレルギーの原因となる物質がなくなるわけではありません。
マルプーならアレルギーが起きないと考えることは避けましょう。
定期的なトリミングが欠かせない
マルプーは被毛が伸びるため、自宅でのブラッシングに加えて、定期的なトリミングが必要です。
トリミングの間隔は毛質やカットスタイルによって異なりますが、4〜6週間程度をひとつの目安として、毛の状態に合わせて調整する方法があります。
例えば、カールが強く毛玉ができやすい子と、比較的まっすぐな毛質の子では、日頃のお手入れで気をつけたい部分も異なります。
毛玉を無理に引っ張ると皮膚に負担がかかることがあるため、絡まりが強い場合はトリマーに相談しましょう。
お迎え前には、ブラッシングの時間を確保できるか、定期的にトリミングへ通えるかも考えておくとよいでしょう。
散歩や遊びの時間も必要
マルプーは小型犬ですが、室内で過ごすだけで十分とは限りません。
散歩は体を動かすだけでなく、外の音やにおいに触れる機会にもなります。
また、飼い主と一緒に遊ぶ時間は、コミュニケーションを深めるきっかけにもなります。
必要な運動量は、年齢や体格、健康状態、活動量によって異なります。
子犬の場合は、ワクチン接種状況や健康状態を踏まえ、屋外での散歩を始める時期について獣医師に確認してください。
成長後も、愛犬の様子を見ながら散歩や遊びの時間を調整していきましょう。
しつけは子犬の頃から少しずつ進める
トイプードルとマルチーズは、どちらも人とのコミュニケーションを通じて学習できる犬種です。
マルプーも、褒めながら少しずつ生活のルールを教えていくことが大切です。
特に、初めて犬を迎える場合は、次のようなことから取り組むとよいでしょう。
- ・決めた場所で排泄できるようにするトイレトレーニング
- ・名前を呼ばれたら飼い主に注目する練習
- ・ブラッシングや足先に触れられることへの慣らし
- ・ひとりで落ち着いて過ごす練習
- ・人や生活音など、さまざまな刺激に少しずつ慣れる練習
うまくできないときに強く叱るのではなく、できた行動を褒めながら教えていきます。
マルプーだから必ずしつけが簡単というわけではありませんが、その子の性格や理解のペースに合わせて取り組むことで、家庭での生活に必要な習慣を身につけやすくなります。
マルプーを迎える前に確認したいポイント

マルプーを迎える際は、見た目のかわいらしさだけでなく、成長後の体格や性格、健康状態なども確認しておきたいところです。
ミックス犬は両親の特徴の現れ方に個体差があるため、犬種の説明だけでは分からない部分もあります。
両親の体格や健康状態を確認する
マルプーの成長後の大きさを考える際には、父犬と母犬の体格が参考になります。
また、トイプードルとマルチーズは、どちらも膝蓋骨脱臼や歯のトラブルなどに注意したい犬種です。
マルプーも、両親の犬種に関連する健康上のリスクを受け継ぐ可能性があります。
ただし、ミックス犬だから必ず病気になりやすいわけでも、純血種より必ず健康になるわけでもありません。
お迎え前には、次のような情報を確認するとよいでしょう。
- ・父犬と母犬の体重や健康状態
- ・両親に確認されている遺伝性疾患の有無
- ・子犬の健康診断の結果
- ・膝や目、歯などについて指摘されていることがないか
- ・これまでの食欲や体調の様子
健康診断や検査の結果だけで将来の健康状態を保証できるわけではありませんが、現在の状態を把握するための判断材料になります。
気になる所見がある場合は、内容や今後の対応について獣医師に確認しましょう。
写真だけでなく普段の様子を確認する
マルプーは、毛質や顔立ち、性格に個体差があります。
そのため、掲載されている写真だけで判断するのではなく、可能であれば実際に会って様子を確認することをおすすめします。
例えば、次のような点に注目すると、その子の個性を知る手がかりになります。
- ・人が近づいたときにどのような反応をするか
- ・遊んでいるときの活発さ
- ・初めての音や環境に対する反応
- ・抱っこや体に触れられたときの様子
- ・遊んだ後に落ち着いて休めるか
見学中の短い時間だけでは分からないこともあるため、普段の様子をスタッフに聞いてみるのもよいでしょう。
特に、初めて犬を飼う方や留守番の時間がある家庭では、生活スタイルと相性がよさそうかを考える材料になります。
成長後の姿も想像しておく
マルプーは、子犬の頃と成犬時で見た目の印象が変わることがあります。
例えば、毛のカールが強くなったり、顔周りの毛が伸びたりすることで、幼い頃とは違った雰囲気になる場合があります。
体格についても、現在の体重だけで将来の大きさを決めることはできません。
そのため、「今の見た目がずっと続く」と考えるのではなく、成長による変化も含めてお迎えを検討することが大切です。
また、成犬になってからもブラッシングやトリミング、散歩などのお世話は続きます。
子犬の頃だけでなく、長く一緒に暮らすことを想像しながら判断しましょう。
まとめ:マルプーは個体差を理解してお迎えを検討しよう

トイプードルとマルチーズのミックス犬「マルプー」は、両親の特徴を受け継ぐ小型のミックス犬です。
人懐っこく活発な性格の子もいますが、性格や体格、毛質には個体差があり、どちらの親犬に似るかを正確に予測することはできません。
また、抜け毛は比較的少ない傾向があるものの、ブラッシングや定期的なトリミングは欠かせません。
お迎えを検討する際は、両親の体格や健康状態を確認し、実際の子犬の様子も見ながら、ご家庭の生活スタイルに合うか考えてみてください。
マルプーに興味がある方は、子犬の情報を見ながら、毛色や体格、月齢などを比較してみるのもよいでしょう。
監修者
チーフ岩井
「家族の出会い」をプロデュースして20年。毎週、全国各地へ自慢のフットワークで、可愛い子犬・子猫たちに会いに行っています。
お迎えする子を選ぶ基準はシンプルにひとつ。「自分の家族として一生愛せるか」。
20年の経験で培った健康チェックはプロとしてガチガチにやりますが、最後はやっぱり「愛」です(笑)。皆さんの毎日がもっと笑顔になるような、運命の出会いをお手伝いします。気軽に話しかけてください!
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