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2026.10.8更新

トイプードルの年間費用はいくら?飼育費の内訳と毎月かかるお金を解説

「トイプードルを飼いたいけれど、年間でどのくらいのお金がかかるの?」
「フード代やトリミング代など、毎月の飼育費を知っておきたい」

トイプードルをお迎えするにあたって、購入時の費用だけでなく、その後の生活にどのくらいのお金が必要なのか気になる方もいるのではないでしょうか。

トイプードルは小型犬ですが、定期的なトリミングが必要なため、体が小さいからといって飼育費が安く済むとは限りません。
また、フード代や日用品代のほか、ワクチン接種などの予防医療費、病気やけがの治療費も考えておく必要があります。

犬全体の年間支出に関する調査では、2025年の平均額は約41万円でした。
ただし、これはトイプードルだけの平均ではなく、実際の費用は体格や健康状態、トリミングの頻度などによって変わります。

この記事では、トイプードルの年間費用について、具体的な内訳や毎月の支出、初年度に必要なお金、無理なく飼い続けるための費用の考え方を解説します。

トイプードルの年間費用はどのくらい?


トイプードルの年間費用を考えるときは、犬全体の支出データを参考にしながら、トイプードル特有のお手入れ費用を加味する必要があります。

アニコム損害保険株式会社が公表した「2025最新版 ペットにかける年間支出調査」によると、犬1頭にかけた年間支出の平均は413,416円でした。

月額に換算すると、約34,500円です。

ただし、この調査はアニコム損保のペット保険契約者を対象としたものであり、すべての犬の飼い主を代表する金額ではありません。
また、トイプードルだけを対象とした平均額でもありません。

そのため、年間約41万円という金額は参考データの一つとして捉え、実際には自分の飼育環境に合わせて費用を見積もることが大切です。

特にトイプードルでは、次のような条件によって年間費用が変わります。

  • ・体格や年齢に応じたフードの種類と量
  • ・トリミングサロンの料金と利用頻度
  • ・ペット保険への加入状況
  • ・ワクチン接種や健康診断などの予防医療費
  • ・病気やけがによる治療費
  • ・ペットホテルや一時預かりサービスの利用状況

なかでも、トイプードルの飼育費を考えるうえで見落としたくないのがトリミング代です。
巻き毛が伸び続けるため、定期的なカットを前提に予算を考える必要があります。

トイプードルの年間費用の内訳


トイプードルの飼育にかかるお金は、毎月発生する費用と、年に数回または必要に応じて発生する費用に分けられます。

主な費用項目を整理すると、次のとおりです。

費用項目 主な内容 支出の特徴
フード・おやつ代 主食、トレーニング用のおやつなど 毎月発生する
トリミング代 シャンプー、カット、爪切りなど 定期的に発生する
日用品代 トイレシート、消臭用品、ケア用品など 毎月または必要に応じて発生する
予防医療費 ワクチン、フィラリア予防、寄生虫対策など 時期や予防計画に応じて発生する
治療費 診察、検査、薬、手術など 健康状態によって大きく変動する
ペット保険料 病気やけがに備える保険 加入する場合に発生する
その他 光熱費、洋服、おもちゃ、ペットホテルなど 生活環境や利用状況によって異なる

それぞれの費用について、詳しく見ていきましょう。

フード・おやつ代

フード代は、トイプードルを飼ううえで毎月必要になる費用です。

トイプードルは小型犬のため、大型犬と比べると食べる量は少なくなります。
ただし、フードの価格は品質や原材料、購入する商品によって異なるため、食事量が少ないことだけで年間費用が安くなるとは限りません。

また、子犬、成犬、シニア犬では、必要な栄養や適切な給与量が異なります。

フード代を見積もる際は、次の点を確認するとよいでしょう。

  • ・年齢や健康状態に合ったフードの価格
  • ・体重や活動量に応じた1日の給与量
  • ・1袋で何日分の食事を用意できるか
  • ・おやつやデンタルケア用品にかかる費用

例えば、1か月のフード代が4,000円なら年間48,000円、6,000円なら年間72,000円です。

これは実際の平均額ではなく、予算を考えるための計算例です。
お迎えするトイプードルに合ったフードを確認し、無理なく継続できる金額を見積もっておきましょう。

トリミング代

トイプードルの年間費用で、特に意識しておきたいのがトリミング代です。

トイプードルは巻き毛が特徴的な犬種で、抜け毛が比較的少ない一方、毛が伸びるともつれや毛玉ができやすくなります。
そのため、定期的なブラッシングに加え、サロンなどでのカットが必要です。

トリミングの頻度は毛の長さやカットスタイル、皮膚の状態などによって異なりますが、4〜6週間程度を目安に利用するケースがあります。

例えば、1回7,000円のトリミングを利用する場合、年間費用は次のようになります。

利用頻度 年間回数 年間費用
月1回 12回 84,000円
約6週間に1回 約9回 約63,000円

※1回7,000円と仮定した計算例です。実際の料金や適切な頻度を示すものではありません。

サロンによっては、毛玉の処理や特別なケアに追加料金が発生することもあります。

また、トイプードルは小型犬でも、毛量やカットスタイルによって施術内容が変わります。
お迎え前に近隣のトリミングサロンの料金を確認し、年間でどのくらい必要になるか計算しておくと安心です。

トイレシートなどの日用品代

トイプードルとの生活では、トイレシートや消臭用品などの日用品も継続的に必要です。

特に室内でトイレを使用する場合は、トイレシートの交換頻度によって費用が変わります。

主な日用品には、次のようなものがあります。

  • ・トイレシート
  • ・消臭スプレーや掃除用品
  • ・ブラッシング用のブラシやコーム
  • ・歯ブラシや犬用歯磨き用品
  • ・シャンプーなどのケア用品
  • ・おもちゃや交換用の寝具

トイプードルは被毛のお手入れが欠かせないため、ブラッシング用品も準備しておきたいところです。

日用品は一つひとつの金額が小さくても、年間で考えると一定の支出になります。
フード代とあわせて、毎月の生活費として予算を確保しておきましょう。

ワクチンやフィラリア予防などの医療費

トイプードルを健康に飼育するためには、病気になったときの治療費だけでなく、予防医療にかかる費用も必要です。

主な予防医療には、次のようなものがあります。

  • ・狂犬病予防注射
  • ・混合ワクチン接種
  • ・フィラリア予防
  • ・ノミ・マダニなどの寄生虫対策
  • ・健康診断

狂犬病予防注射は、日本では原則として毎年1回の接種が義務付けられています。

一方、混合ワクチンの接種間隔や寄生虫予防の方法は、年齢、健康状態、生活環境などによって異なります。

予防医療の料金も動物病院や使用する薬によって変わるため、かかりつけの動物病院で年間の予防計画と費用を確認しておくとよいでしょう。

病気やけがの治療費

治療費は、年間費用のなかでも予測が難しい項目です。

アニコム損保の2025年の調査では、犬の年間治療費は平均89,120円でした。
ただし、これは調査対象となった犬全体の平均であり、トイプードルの治療費が毎年この金額になるという意味ではありません。

健康状態によっては、ほとんど治療費がかからない年もあれば、検査や手術、継続的な通院によって大きな支出が発生する年もあります。

トイプードルでは、膝蓋骨脱臼や耳のトラブル、歯周病などにも注意が必要です。
ただし、すべてのトイプードルがこれらの病気になるわけではありません。

日頃から健康状態を確認し、必要な診察やケアを受けられるよう、通常の飼育費とは別に医療費への備えを考えておきましょう。

ペット保険料

ペット保険に加入する場合は、保険料も年間費用に含めて考えます。

保険料は、犬種や年齢、補償内容、自己負担割合などによって異なります。

また、保険に加入していても、すべての診療費が補償されるわけではありません。
予防接種や健康診断などは、一般に補償対象外となることがあります。

ペット保険を検討する際は、月々の保険料だけでなく、次の点を確認してください。

  • ・通院・入院・手術の補償範囲
  • ・補償割合と自己負担額
  • ・年間の支払限度額や利用回数
  • ・補償対象外となる病気や処置
  • ・年齢による保険料の変化

保険に加入する場合も、補償対象外の医療費や自己負担分に備えておく必要があります。

トイプードルの年間費用をシミュレーション


ここまで紹介した費用をもとに、トイプードル1頭と暮らす場合の年間予算を考えてみましょう。

実際の支出は飼育環境によって異なるため、以下は平均額ではなく、家計を検討するための仮の予算例です。

費用項目 月額または年間の設定額 年間予算
フード・おやつ 月6,000円 72,000円
トリミング 1回7,000円×12回 84,000円
日用品 月3,000円 36,000円
予防医療 年間30,000円 30,000円
ペット保険 月3,000円 36,000円
治療費への積み立て 月5,000円 60,000円
その他の予備費 月3,000円 36,000円
合計 月平均29,500円 354,000円

※金額は予算設計のための仮定であり、トイプードルの平均飼育費や料金相場を示すものではありません。
※治療費への積み立てと予備費は、実際に支払った費用ではなく、将来の支出に備えて確保するお金です。

この例では、年間354,000円、月平均29,500円を確保する計算になります。

ただし、治療費が積立額を超える可能性もあります。
また、ペットホテルの利用が多い家庭や、特別なケアが必要な場合は、さらに費用が増えることも考えられます。

年間予算を立てる際は、毎月必ず支払うお金と、将来のために確保しておくお金を分けて考えると、家計を管理しやすくなります。

トイプードルはほかの犬種より飼育費が高い?


トイプードルは小型犬のため、体格の大きな犬種と比べるとフードの消費量を抑えやすい一方、トリミング代が継続的にかかるという特徴があります。

そのため、小型犬だから年間費用も安いとは一概にいえません。

例えば、定期的な全身カットを必要としない犬種と比較すると、トイプードルではトリミング費用の負担が大きくなる場合があります。

一方、フード代や予防医療費、日用品代などは、ほかの犬種と共通する支出です。

また、治療費は犬種だけで決まるものではありません。
年齢や健康状態、病気の有無などによって大きく変わります。

つまり、トイプードルの年間費用を考える際は、犬全体の平均額だけを見るのではなく、定期的なトリミング代を含めた生活費を具体的に計算することが重要です。

トイプードルを迎える初年度はさらに費用がかかる


トイプードルを初めて迎える場合は、毎年の飼育費とは別に、お迎え時の費用も必要です。

特に初年度は、子犬そのものの代金に加え、生活用品の購入や健康管理に関する支出が重なります。

お迎え時の費用

ペットショップやブリーダーからトイプードルを迎える場合は、生体代金のほかに、契約内容に応じた費用が発生することがあります。

例えば、ワクチン接種費用やマイクロチップに関する費用、保証やサポートに関する費用などです。

ただし、どの費用が必要になるかは迎え先によって異なります。

表示されている価格だけで判断せず、最終的に支払う総額と、それぞれの費用の内容を確認しておきましょう。

ケージやトイレなどの初期用品

トイプードルを迎える前には、自宅で安全に過ごせる環境を整える必要があります。

主な準備用品は次のとおりです。

  • ・ケージやサークル
  • ・ベッドや寝具
  • ・トイレトレーとトイレシート
  • ・フードボウルと水飲み用の器
  • ・キャリーバッグやクレート
  • ・首輪やハーネス、リード
  • ・ブラシやコームなどのお手入れ用品
  • ・安全に遊べるおもちゃ

これらは毎年すべて買い替えるものではありませんが、初年度にはまとまった出費になります。

特に子犬の場合は、成長に合わせて首輪やハーネスなどのサイズを見直す必要があるため、買い替え費用も考えておくとよいでしょう。

子犬期の健康管理にかかる費用

子犬のトイプードルを迎える場合は、成犬とは異なる健康管理が必要になることがあります。

混合ワクチンの接種状況や今後の接種予定、健康診断の必要性などを確認しておきましょう。

また、避妊・去勢手術を検討する場合は、その費用も別途必要です。
手術の適切な時期や必要性は、健康状態などを踏まえて獣医師と相談してください。

初年度の予算は、通常の年間飼育費に初期費用を加えて計算することで、より現実的に考えられます。

トイプードルの年間費用を無理なく管理するコツ

トイプードルとの生活を長く続けるためには、必要なお世話を減らして節約するのではなく、費用のかかり方を把握して計画的に備えることが重要です。

毎月の固定費を把握する

まずは、フード代やトイレシート代、トリミング代など、継続的に発生する費用を整理しましょう。

トリミング代のように毎月ではなく数週間ごとに発生する支出も、年間費用を12か月で割って予算に組み込むと管理しやすくなります。

実際に飼育を始めた後は、数か月分の支出を記録し、自分の家庭に合った予算へ調整していくとよいでしょう。

トリミングは料金だけでなく内容も比較する

トイプードルのトリミング代を考える際は、1回の料金だけでなく、施術内容や追加料金の条件も確認してください。

例えば、シャンプーや爪切りが基本料金に含まれているか、毛玉がある場合に追加料金が必要かなどは、サロンによって異なります。

ただし、費用を抑えるためにトリミングの間隔を必要以上に空けることはおすすめできません。

毛玉やもつれが増えると、皮膚への負担やお手入れの難しさにつながる場合があります。

自宅でのブラッシングを継続しながら、愛犬の被毛の状態に合った頻度でトリミングを利用しましょう。

急な医療費に備える

年間費用を考えるときは、毎月の生活費とは別に、急な病気やけがに備えるお金も確保しておきたいところです。

ペット保険を利用する場合でも、補償されない診療費や自己負担分が発生する可能性があります。

また、年齢を重ねるにつれて健康状態が変化し、通院や検査が必要になることもあります。

医療費は毎年同じ金額になるわけではないため、年間予算に余裕を持たせ、必要なときに適切な診療を受けられるようにしておきましょう。

まとめ:トイプードルの年間費用はトリミング代と医療費も含めて考えよう

トイプードルの年間費用は、フード代や日用品代だけでなく、定期的なトリミング代や予防医療費、病気やけがの治療費などを含めて考える必要があります。

犬全体の年間支出に関する調査では約41万円という結果が出ていますが、これはトイプードルだけの平均額ではありません。

トイプードルの場合は、特に継続的なトリミング費用を見込んでおくことが重要です。

また、初年度にはお迎え時の費用や生活用品の購入費用も加わります。

これからトイプードルを迎えたい方は、毎月の支出だけでなく、年間で必要になるお金と急な出費への備えを確認しておきましょう。

費用面を整理したうえで、実際にどのようなトイプードルがいるのか見てみたい方は、子犬の情報も参考にしてみてください。

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チーフ岩井

監修者

チーフ岩井

「家族の出会い」をプロデュースして20年。毎週、全国各地へ自慢のフットワークで、可愛い子犬・子猫たちに会いに行っています。

お迎えする子を選ぶ基準はシンプルにひとつ。「自分の家族として一生愛せるか」。

20年の経験で培った健康チェックはプロとしてガチガチにやりますが、最後はやっぱり「愛」です(笑)。皆さんの毎日がもっと笑顔になるような、運命の出会いをお手伝いします。気軽に話しかけてください!