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2025.01.22

窓口精算できるペット保険とはどんなもの?メリットとデメリットを解説

ペット保険の利用方法は、窓口精算と後日清算のふたつに分けられます。保険加入を検討した時、どちらにすべきか迷ってしまった飼い主さんも多いのではないでしょうか。

本記事はその中でも便利だと言われている、窓口精算タイプの保険についてまとめました。支払い時の特徴だけでなく、選び方や利用時の注意点も取り上げています。愛犬や愛猫の備えを検討されている方は、ぜひご覧ください。

ペット保険の窓口精算とは


窓口精算とは、対応している動物病院での受付または精算時に保険証を提示することで補償を受けるタイプです。後日清算にはないメリットやデメリットがあるため、保険加入時はこの違いを覚えておくといいでしょう。

窓口精算タイプのメリット・デメリット

窓口精算タイプは、請求時に書類などを用意して手続きする必要がありません。動物病院に保険証を提示するだけで補償を受けられます。清算時に自己負担額を抑えられるのも、メリットです。

また、手軽で費用を抑えられる分、気軽に検査や治療を受けられるようになります。ペットの治療費は病気や怪我の状態が進行すればするほど高くなる傾向にあります。気軽に治療を受けられるようになれば、トータルで治療費を抑えることも可能です。

便利な窓口精算タイプですが、デメリットもあります。動物病院は対応している保険が異なるため、保険に加入していても使えない場合があります。また、保険料が後日清算タイプよりも高めな傾向にあるのも、デメリットのひとつです。

このことから、窓口精算タイプは治療費の額や手間を少しでも軽減したい方や、近くに対応している動物病院がある方に適している保険であるといえます。

窓口精算タイプのペット保険の選び方

一口に窓口精算タイプといっても、その種類はさまざまです。加入すべき保険を選ぶ際は、以下のポイントに注意しながら検討しましょう。

ペットがかかりやすい病気や怪我が補償対象になっているか

ペット保険はそれぞれ補償対象が異なります。せっかく保険に入っても、ペットの病気に対応していなければ使えません。自分のペットがかかりやすい病気は何か調べ、それがきちんと補償範囲に含まれているものを選びましょう。

同じ犬でも犬種によってかかりやすい病気や怪我は異なります。猫も同様です。また、補償対象に含まれているものでも、傷害を通して利用できる補償が異なる場合もあります。加入する際は、必ず補償回数と制限をチェックしましょう。

更新時の条件追加や継続の有無はあるか

ペット保険は基本的に1年ごとの更新です。更新の際に条件が追加されるものや、まれに更新自体出来ないものもあります。契約前に保険を継続できるか、できる場合はどのような条件になるのかも忘れずチェックしておきましょう。

ペットの年齢によって保険料はどう変わるか

ペット保険の多くは年齢が若いうちは安く設定されているものの、7歳を迎えた後のシニア期から高くなります。契約時の保険料だけでなく、シニア期以降の保険料がきちんと支払える額の範囲内に収まっているかも確認しましょう。

保険料が高すぎて利用できない状態では、せっかくの保険の意味がありません。長く加入していられるかも、保険商品を選ぶときのポイントです。

窓口精算タイプを利用する際の注意点


窓口精算タイプは、加入時だけでなく利用時にも注意点があります。加入・利用する際は以下の注意点も含めたうえで検討しましょう。

窓口精算できる動物病院は限られている

デメリットの部分でも触れましたが、窓口精算に対応している動物病院は限られています。対応していない動物病院を利用した場合、保険金を受け取るための手続きが必要です。

近所に自分のペットの診療を得意とする動物病院が合っても、保険を利用できないまたは利用時に本来なら必要ない手間がかかる状態では、使いこなせているとはいえません。

加入前に、普段お世話になっている動物病院はもちろん、通院できる範囲の動物病院で対応している保険を確認しておきましょう。なお、ペット保険によっては対応している動物病院を検索または紹介してくれるものもあります。こうした特約を活用するのもいい方法です。

年間利用回数限度にも注意

ペット保険の多くは年間で利用できる限度額や支払い日数・回数が決められています。これを超えてしまうと、補償範囲内の治療でも保険が使えなくなる恐れがあるため、注意しましょう。

特に、支払限度日数が設定されているペット保険は、請求した金額の累計が限度内であっても、支払い日数を超えてしまうと使えなくなるものがあります。ペット保険を利用する際は、金額や日数を確認してあとどれくらい利用できるかを常に把握しておくことも大切です。

まとめ

窓口精算タイプのペット保険はとても便利です。しかし、メリットを最大限に活かすには、デメリットや加入・利用時の注意点を正しくおさえておく必要があります。加入時はペットの病気や怪我の特徴・年齢などを意識しながら、長く利用できる物を選びましょう。

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